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かつての長野オリンピック

12年前の冬、私は長野にいました。

仕事先の社長に数カ月前からお願いして忙しい時期にもかかわらず2週間の休暇を頂きました。感謝です。

そしてJOCが3万人もの募集をしたというオリンピックボランティアに参加しました。

大勢の参加国メディアスタッフも訪れるため、ボランティアスタッフの人員配置も英語力が問われました。

事前にTOEICを受験させられましたがもとより英語が苦手だったため中学生レベルの語学力を再確認することになりました。

英語が出きないので予想としては外国人との会話の少ない交通誘導などになるかと思っていましたが、

配置を聞いてびっくり、クロスカントリー競技コースのメディアセンター部になりました。

白馬村現地に入ってからそれを聞いたので、驚いた私は急遽駅前の本屋で和英英和辞書を買ったのでした。今更でしたが。

具体的なボランティアスタッフの作業内容としては、数kmに及ぶクロスカントリー競技コースに点在するメディア関係者の配置箇所で、競技コースに選手以外の人が入らないように区画ラインを保持することでした。

競技が白熱してくると、メディア関係のカメラマンやプレスの方が興奮して競技コースに誤って入ってしまうことがあるらしいので、それによる事故を未然に防ぐわけです。

クロスカントリーのコースは長いので林間部のひっそりとした場所ならそれほど人も入らないのでいいですが、私が配置されたスタンド前はスタートとゴールが近いので興奮する人も、メディア関連の人も多いわけです。

人を制する際に英語でどう言うべきかを予め考えたりして準備しました。

時には大変であり、時には各国のメディアスタッフの方の親しみやすさに触れたりとやり甲斐も楽しさもありました。

クロスカントリー競技の日程は大体1日置きであり、近くの競技会場であるスキージャンプとほぼ交互に開催されました。

クロスカントリー競技が無い日はボランティアもオフになるので、私はスキージャンプを見に行ったりしました。

間近で観るジャンプ台の大きいこと、そして角度が急で、よくあんな坂を滑ってしかもジャンプできるものだと驚きました。

ジャンプする選手の姿もまさに鳥のようでした。

ラージヒル団体の、あの日の丸飛行隊の大興奮の日は、クロスカントリー競技そのものは無かったものの、競技コース整備のためにボランティア作業をしていました。

注目のラージヒルジャンプ競技でしたから、ボランティアスタッフのみんなも食堂などに設置されたTVで中継を見に集まったり、ラジオを聞いたりしていました。

原田選手が飛んだあとの船木選手の大ジャンプはなかなか記録が発表されず、「まだ飛んでるんじゃないか、まだ飛んでるんじゃないか」とボランティアスタッフの間で冗談を言い合ったりしました。

今回のバンクーバーオリンピックでも日本勢のスキージャンプに期待しています。


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