秋から冬にかけて気温が下がっていく時の20度と、
冬から春にかけて気温が上がっていく時の20度とは
体感温度が違いますよね。上がるほうが嬉しかったりします。
同じ気温でも、これまでの日々に比べて下がっていれば
「今日は寒いですね」となりますし、これまでに比べて
上がっていれば「今日は暖かいですね」となります。
それと湿度も体感温度に影響するでしょう。
乾燥しているとそれだけ身体の発汗で気化熱が奪われて
余計に寒く感じると思います。
あとお風呂上がり。お風呂から出た直後は身体が温まっている
ので、一時は寒さを感じにくいですが、発汗によってどんどん
体温が奪われていきます。急激に寒くなっていくのですね。
風呂上がりで暑いからといって、ずっと薄着でいると、
冷えを感じたときにはもうすでに相当体温を奪われています。
発汗による冷えを防止するために、私はお風呂から出る前に
温度の低いお湯で身体の表面温度を下げるようにしています。
夏はそのまま冷水でいいですが、冬は水道水が冷たすぎて
危険なので、お湯を混ぜたぬるま湯にしています。
そうしてちょっとだけ冷たく感じる水を浴びることによって
発汗を抑えて、湯冷めを防いでいるわけです。
私は昔お風呂の無い部屋に住んでいて、いつも銭湯に通って
いたので、銭湯帰りに湯冷めしないようにそのような習慣が
身についたのです。結果的に健康習慣になってるようです。
入浴後の冷水浴については、サウナの健康効果によく言われている
ように、血管の拡張と収縮で自律神経が刺激されて不眠解消や
ホルモンバランスを整えるといった良い面もあります。
極端な冷水を急に浴びることはとても危険なのでやめましょうね。
内側からと外側の体温を調節するのは大切なことだと思います。