下校時刻に雨が降りそうだったので、傘を届けに学校まで行ってきました。
下駄箱の靴に「傘持ってきたから、さして帰ってきてね！」と、メモを残して帰ってきました。
学校が終わるのを待って、一緒に帰ってきても良かったのだけれど、一足早く帰ることにしました。

家の近くまで来たら、小学校の同級生にバッタリ会いました。
実家に用事があり、来ていたのだそうです。
懐かしくて、ちょっと立ち話が始まりました。

今は結婚して、電車で３０分ほどの所に住んでいるそうです。
おばさんには時々すれ違うけれど、近所って意外とこんにちは〜ってすれ違う事が多い。
特に同級生のお母さんじゃ、なおさらです。

３０年振りに会ったのに、お互いにすぐに解ったことがまた嬉しかった。
子供の頃はあまり遊ばなかったけれど、大人になってみると思っていたより話しが弾みます。
時間大丈夫？とお互いに聞きながら、長々と立ち話は続きました。

「あれ？ママ？」
聞きなれた声に振り向くと娘がニコニコ立っていました。
お帰り〜！
もうこんな時間！という事に大笑いをして、別れました。
娘と一緒に手を繋ぎ、小学生の頃の余韻に浸って家まで帰ってきました。
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