物質の種類による水中での物質の変化について考えてみると、物質の結合における各種物質それぞれの結合力が、水溶液中での物質の変化(何度で溶解するか,沸騰するかなど)にも関係しており、結合力が強いほど融点・沸点は高くなるということが言えます。
溶解してイオン化した酸や塩基はH+やOH−を生じるため腐食因子となりやすいので、物質の結合が弱い、または電離しやすい構造になっているものが、腐食因子のある物質かどうかを判断していく必要があります(イオン化してH+やOH−になるものが腐食要因の全てか、結合力が強いと腐食要因になる、結合力が弱くても腐食要因にならない、なども考察の必要があります)。
セラミディアル