マルメタピオカガエル (Lepidobatrachus laevis) は、両生綱無尾目ユビナガカエル科タピオカガエル属に分類されるカエル。

[編集] 形態

体長11-12cm。 頭部は非常に大型。口の中には突起があり噛まれると痛い。名前の通り常に虹彩は丸く同属のネコメタピオカガエルとは区別できる。

体色は灰色でオレンジ色の斑点がある。 後肢には水掻きが発達し、また泥に潜るための突起がある。

幼生は扁平でエイのような形状をしている。

[編集] 生態

川沿いの沼や潟に生息する。乾季になり水がなくなると泥で繭を作り休眠する。 外敵に襲われると体を膨らませて威嚇し、噛み付く。

食性は肉食で昆虫類や甲殻類、魚類、両生類等を食べる。

繁殖形態は卵生で、雨季に卵を産む。幼生はエサがない場合互いに共食いをして1ヶ月程で4-5cmの亜成体になる。

人間との関係

ペットとして飼育されることがあり、日本にも輸入されている。主に繁殖個体が流通する。 以前は同じユビナガガエル科のツノガエルのような浅い水で飼われていることもあったが、本種は完全水生種なのである程度水深のあるアクアリウムかベアタンクで飼育する。出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

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