アカメアマガエル(赤目雨蛙、Agalychnis callidryas)は、両生綱無尾目アマガエル科アカメアマガエル属に分類されるカエル。
体調4-7cm。種小名のcallidryasは「美しい木の妖精」の意。オスよりメスの方が大型になる。目は大きく瞳孔は縦長で、名前の通り虹彩が赤い。
吸盤を含む指は黄やオレンジ、脇腹には青と黄の縦縞、内腿は青と派手な体色をしているが、樹上では逆に保護色になると考えられている。背面には白い斑点が入る個体や背面と脇腹の間に白い縞が入る個体もいる。環境によりある程度体色を変える事ができ、また地域によっても色彩に変化がある。
熱帯雨林や二次林に生息する。夜行性で、昼間は葉に止まって休む。休む時には目を閉じ四肢を縮こまらせうつ伏せになるので、眼や腹部、四肢の色彩が見えず背面の緑色のみ見えるため葉に溶けこむ。
食性は肉食性で樹上にいる小型の昆虫類、節足動物、小型のカエル等を食べる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
繁殖形態は卵生で、水上に垂れ下がる葉等に一晩に数回に分けて卵塊を産む。幼生は孵化するとそのまま下の水場へ落ち、そこで変態する。年に数回産卵するとされている。
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