写真の構図を決める時、被写体以外に重要な要素は「背景」だ。
<p >そう、背景がボケると写真がうまくなった気がするし、撮りたかった被写体がより目立つし、ちょっと気持ちいいってのは分かる。今回はボケた写真を話だ。
<p >
<p > だいたいこんな感じだ。
<p > つまり、被写体が近くにあるほど被写界深度は浅くなり、背景がボケやすくなるし、被写体に比べて背景が遠いほど背景が大きくボケる。当たり前なのだけど、壁の前に立ってる被写体より、広いところにぽつんと立っててもらう方が背景がボケるし、被写体が近い方が背景はボケる。というわけで、縦位置にして背景を広めにいれ、低い位置から撮ることで背景を少し遠くして撮ってみた。近距離のモノを明るいレンズで撮るときはピント。ピントの合う幅がものすごく狭くなるので、少しでもずれると狙った写真にならないのだ。
<p > 被写体に近づけば近づくほど、ボケは大きくなる。もっとぐっと近づいて撮りたい、と思ったらマクロレンズの出番。
<p >でも、「どういうものが
レンズキャップ というの?どのレンズを選べばいいの?」
<p >という質問を受けることがある。そう、ひとくちに「マクロレンズ」といっても実はちょっとした違いがある。一般的に「
マクロレンズ 」と呼ばれる定義には、最大倍率が1:3までのレンズということをよく聞く。最大倍率とは、1:1なら等倍、1:2なら2分の1倍で撮影できるという意味で、1:1のほうが大きく撮影できる。一般的に1:3までのレンズに「マクロ」という名称がついているものが多い。
<p >ですので、
レンズに「マクロ」という名称がついているから・・・といって購入すると、思ったより大きく撮影できなかった・・・ということになりかねないので、最大倍率に注目して購入しましょうね。
<p >単焦点マクロレンズの場合、だいたい「等倍」で撮れるのが基本だ。
<p > マクロ撮影というと被写体にどこまで近寄って撮れるか、みたいに思われがちだけど、大事なのは、「被写体をどこまで大きく撮れるか」なのである。