耳の下の部分やあごの下がはれて、痛みや発熱を伴います。感染性のある期間は、症状の現われる数日前から症状が消失するまでの期間です。予防接種が効果ありで「おたふく風邪(生)ワクチン、乾燥弱毒性おたふく風邪ワクチン」などワクチンがあります。
症状(後述)は約2-4週間続きます。唾液などの飛沫および接触感染でうつります。潜伏期間は、2-3週間です。
おたふく風邪とは、おたふく風邪ウイルスにうつることで発症する風邪の一種です。自然感染すると髄膜炎や髄膜脳炎などの合併症が起こったり、難聴になることもあります。おたふく風邪(=流行性耳下腺炎=ムンプス)は、ムンプスウイルスによる感染症で、流行性の耳下腺炎です。
おたふく風邪特有の病状は、耳のしたの部分やあごの下の部分が腫れ、熱をともないます。成人の男性が感染すると精巣(睾丸)炎を併発することでも知られています。