私は数年前に、上下の歯の至るところに虫歯ができてしまい、歯医者で二ヶ月以上かけて大変な治療を受けた経験があります。 何故それほどに症状が悪化してしまったのかと言えば、それは私の「歯磨きの仕方」に、致命的な欠点があったためでした。 それは磨いていたのが歯の表面許りで、もっとも食べかすが溜まる「歯間」をきちんと磨いていなかったことが、上下ともに虫歯を複数発病してしまった原因でした。 そこで私はこれまでの失敗を反省して、毎日の歯磨き時には「歯間」を重点的に磨くようにしています。 具体的には、先ず爪楊枝で歯間に溜まった食べかすを軽く取り、次に糸ようじで歯間の特に狭いところに入り込んだ食べかすをかき出し、最後に極細の歯間ブラシで歯間内を磨きます。 それから私は電動歯ブラシで歯の表面を磨くという工程で、毎日の歯磨きを行っています。 実際このやり方をするようになってから今迄、一度も虫歯にはなっていませんし、半年に一度の歯医者での定期検診で「大変良い状態」だと褒められるようになりました。 やはり虫歯予防に大切なのは「歯間をどれだけきちんと磨くことができるか」だと思います。
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