このように肥満の人は、血液中の脂肪値が常に高い状態ですから、やせている人よりも脂肪が蓄え
られやすい体質といえます。しかも常に中性脂肪値が高い状態ですから、高脂血症の危険性も。
食事の後は血中の中性脂肪値が一時的に上昇します。そのあと徐々に、脂肪分解酵素リパーゼの働きによって脂肪細胞へと蓄えられて、血液中の中性脂肪値はもとに戻るようになっています。
紅蜘蛛花痴しかし、肥満の人や間食の多い人、過食気味の人は、血液中の中性脂肪値が長い間高いままで、
なかなか下がりません。間食の多い人も、脂肪が少なくなってきたと思ったら、また食べるわけです
から、高いまま。