私(19歳・女)はバイセクシャルですが、今まで好きになったのはほとんど女性です。
幼稚園の初恋から女性でしたが、見た目もボーイッシュです。そのせいか小学校低学年の頃に母から「頼むからお嫁さん連れて帰らないでよ」と言われたり、姉からも「あんたが女の恋人作ったら姉妹の縁切るから」と言われ、とても傷付いたのを覚えています。たぶん「あなたは女の子なんだから、女の子好きになっちゃいけないのよ」と釘を刺したつもりなんだと思います。ちなみに両親や姉とは普通に仲が良いですよ。
あと「女の子が好き」と家族に発言したことは無いです。
「同性愛者は気持ち悪い」「理解できない」程度ならともかく、「同性愛者に存在する価値はない。死刑にすればいい。」と極端な言い方をしたのは、その言葉の裏に別のメッセージがあるように思います。(それか、お母さんが同性愛者にまつわる嫌な思いを過去にしたかです。)少なくとも同性愛に一切関心が無い人が言う言葉ではないと思います。あなたがどことなく女性的な面を持つゲイなら、いつも一緒に居る家族がなんとなく勘付いて、危機感を持っていてもおかしくないです。私の母や姉と同じ様に、あなたのお母さんもあなたに釘を刺したつもりなんじゃないでしょうか?家族だからこそ、あなたがゲイであることに関心があるし、放ってはおけないんだと思います。同性愛の知識が無い人は、同性愛が性癖や病気であると思っていて、矯正や治療が可能なんだと勘違いしている場合が多いです。あなたのお母さんもキツイ言い方であなたに釘を刺せば、あなたの同性愛的傾向を治せるかもと思っているかもしれません。
今回言われた言葉をそのままの意味で受け取って、傷付かないで欲しいです。よく考えてみてください。
イカオウ家族にカミングアウトしていない同性愛者は多いです。でも家族ですから自分のことを理解してほしいと思うのは当然だと思います。もしあなたが本当の自分を受け入れて欲しいと思うなら、あなたが同性愛者に関するきちんとした知識を持って、家族にきちんと説明し、辛抱強く説得していくことが必要になると思います。「カミングアウトレターズ」という本がありますが、1度読んでみると良いかもしれません。
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