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来年3月に退任する日本体育協会(日体協)の森喜朗会長に代わる第15代会長に、トヨタ自動車会長の張富士夫氏(73)が就任することが8日、有力になった。日体協は「候補者を一本化できれば12日に発表したい」としており、12日の理事会後に発表する見通し。 日体協は4月下旬の会長選考委員会(委員長・佐治信忠サントリー社長)で次期会長の候補者を張氏、日本陸連会長で元衆院議長の河野洋平氏(73)、日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎氏(73)の3人に絞った。選考委員の一人によると、交渉を一任された佐治委員長が優先順位でトップに位置付けられた張氏に就任を要請した。 張氏は現在、全国の球技競技のリーグで構成する日本トップリーグ連携機構副会長を務めるなど、スポーツ界とのかかわりも深い。財界からの会長就任が実現すれば、1995年から2005年まで務めた第13代の安西孝之氏(昭和エンジニアリング社長=当時)以来となる。護哈 ネックレス
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