シリーズ最新作「信長の野望・創造」はPC/PS3で2013年内に発売。

May, 2013
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初代「信長の野望」は合計38機種でリリース? シブサワ氏が,シリーズの歴史を振り返る
発表のあとは,歴ドルの美甘子さんがゲストMCとして登場し,シブサワ氏,小笠原氏を交えてトークセッションを行った。
 最初の話題は,「信長の野望」の誕生について。シブサワ氏は,「信長の野望」が発売された1983年3月頃は,ドラゴンクエスト10ゲームと言えばゲームセンターのゲームやPCゲームが主流だったが,同年7月に登場した任天堂のファミリーコンピュータによって,現在のゲーム業界の原型が確立されたとコメント。
 当時は反射神経が求められるアクションゲームが多かったが,シブサワ氏は戦略や戦術を楽しむ思考型のゲームが作りたかったこと,氏自身が歴史が大好きだったことから,自然と「信長の野望」の世界観やゲームシステムに向かっていったと,シリーズ誕生の経緯を明かした。



 小笠原氏は,コーエーテクモゲームス(氏の入社当時は光栄)に入社してから20年になるが,もともとは「信長の野望」を作りたくて光栄を選んだという。就職活動時には,ゲームメーカーは光栄しか受けなかったそうである。
 それだけに,シリーズ本流作品である「信長の野望・創造」でプロデューサーを任されたのは本当に嬉しいと,満面の笑顔で話していた。

会場では,初代「信長の野望」のパッケージがスライドで披露された。背景は,栃木県足利市にあった,創業当時(光栄マイコンシステム)の写真。当時,シブサワ氏は自宅の洋間を仕事場にして,ベーシックでプログラムを組んでいたのだとか



 シブサワ氏は,当時非常に多くのユーザーから「自分の持っているPCにも『信長の野望』を移植してほしい」という要望を受け,その思いに応える形で,さまざまな機種でのリリースを行ったと語る。氏によれば,初代「信長のドラゴンクエストX野望」は,合計38機種でリリースされたというから驚きだ。
 また,右の写真にあるとおり,「信長の野望」シリーズでは,さまざまな派生タイトルがリリースされている。中でも「のぶニャがの野望」は,シブサワ氏ではなく,現場のプロデューサーの発案から生まれたものだそう。
 シブサワ氏は,ネコ武将が戦うというのは自身の発想では出てこなかっただろうと述べ,発案したプロデューサーを褒めていたが,そのプロデューサーは,冗談みたいなタイトルでシブサワ氏に怒られると思っていたのだとか。

 ほかにも,2012年に発売された「ポケモン+(プラス)ノブナガの野望」(NDS),2013年にサービスを開始した「AKB48の野望」(iOS/Android)といった異色(?)コラボタイトルも登場している。
 これらは,ポケモンの石原恒和氏やAKB48総合プロデューサーの秋元 康氏が,「信長の野望」のファンだったことが発端で生まれた企画とのこと。シブサワ氏は,「信長の野望」ファンは各業界にいるので,今後もコラボレーションをしていきたいと,意欲をのぞかせていた。

「信長の野望」30周年記念作品である「下天の華」は,信長をはじめとした武将達と恋愛ができる新しい試みの作品。2013年6月30日には,オンリーイベント「蛍見の宴」が開催される。また,「下天の華」はコミカライズも予定されている


 美甘子さんから出た質問には,「歴史シミュレーションの魅力とは?」というものがあった。
 これに対して小笠原氏は,歴史シミュレーションとは,現実にあったことをシミュレートしていくものと回答。プレイヤーの知識とゲームの中の情報をミックスして,頭の中で膨らませながら,緊迫した状況が楽しめることが魅力だと話していた。
 シブサワ氏は,「疑似体験を楽しむ」というコンセプトがシミュレーションの面白い部分だと述べる。それは経営シミュレーションや恋愛シミュレーションにも言えるDQXことであ,シミュレーションは,ゲームの中の1ジャンルとして,ずっと続いていくのではないかとコメント。その中で,「信長の野望」は,シミュレーションの王道を行きたいと話していた。

 最後に,小笠原氏とシブサワ氏が,来場者に向けてスピーチを行った。
 小笠原氏は,入社後もずっと「信長の野望」を作りたいと思っていて,とくにこの10年は,日本中を旅行したり,本を読んだりと,「信長の野望」を作る準備をしてきたとコメント。
 また,氏がこれまで携わってきたタイトルで蓄積したノウハウを「創造」に注ぎ込み,シリーズファンはもちろん,「信長の野望」から離れていた人にも面白さが伝わるような作品にしたいと,完成に向けての意気込みを語った。

 シブサワ氏は,「信長の野望」が30周年を迎えられたのは,ひとえにファンのおかげであるとあらためて述べた。
 「創造」では,前作「信長の野望・天道」のいい部分を引き継ぎ,テーマである「リアリティ」「ダイナミック」「ドラマティック」を大切にしながら,ゲームを組み立てているところであり,ファンの期待に応えるべく,小笠原氏とともに頑張っていくので,ぜひ期待してほしいとコメントし,発表会を締めくくった。
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