機能に多少の障害を受けていても症状が現れにくく、病気にかかっちゅうことがわかりづらいと言われちゅう肝臓やけど、肝臓がかかる病気として代表的な物が肝炎やか。肝炎とは読き字のごとく、何らかの原因によって肝臓に炎症が起こっちゅう状態のことを言います。炎症の原因としちゃ、おっく剤やアルコールがあげられますが、日本人が起こす肝炎のうち、約８０％がウイルス性の肝炎だと言われちゅうが。また、肝炎と一言でゆうたち、肝炎にゃ様々な種類があるがよ。さいさいか耳にした方もいらっしゃると思いますが、肝炎にゃ急性肝炎と慢性肝炎とがあるがよ。急性肝炎の場合は潜伏期にゃばっさり症状が見られんがで、ここで肝炎だと気がつく方はばっさりいらっしゃらんにかぁーらん。急性肝炎の主な症状として、頭痛や発熱・食欲不振や全身の倦怠感など、風邪に似たような症状を現するがで。こがな症状と共に、目の白い部分が黄色くなったり、手のひらが黄色くなってしまう黄疸が出るようであれば、肝炎が疑えるがやき、ざんじに病院へ行って検査を行ういるがあるがよ。慢性肝炎は、上記の症状が６ヶ月以上にわたって続いちゅう状態のことを言います。慢性肝炎を放置してしまうと、肝硬変くじゅうてしまう恐れがあるがやき、十分な注意がいるやか。先程、肝炎の約８０％がウイルスが原因のウイルス性肝炎だとお話しちゅうが、原因によって肝炎が分類出来ることもお話しておきましょう。輸血や血液製剤を体内に注入したことによって、肝炎に感染したというニュースを聞いたことがあると思いますが、こりゃあーＣ型肝炎という物やか。ウイルス性肝炎は、日本人の場合、このＣ型の他にＡ型とＢ型が多いと言われちゅうが。ウイルス性の他に、おっく剤を服用したことが原因となって肝機能障害を起こしてしまうおっく剤性肝炎、アルコール摂取量が多いことが原因で起こるアルコール性肝炎などもあるがよ。


ペットの肝臓病にもお気をつけください。