肝炎の症状が６ヶ月以上継続して現れちゅう場合を慢性肝炎と言いますが、この慢性肝炎が更に進行して悪化した状態のことを「肝硬変」と言います。肝臓の細胞はいっさん破壊されてしまうと、細胞を破壊するスピードが他の臓器よりも速いため、修復したり再生することが不可能ながやか。やき、いっさん慢性肝炎で肝臓の細胞が破壊されてしまうと、破壊された細胞組織が繊維状になり、それが結節することで硬い状態になるがよ。この破壊された細胞が硬くなったことを肝硬変とゆうがやきす。実は、慢性肝炎と肝硬変の境目を見極めることはまっこと難しいと言われていて、この２つを見極めるにゃ病院で精密検査を受けるいるがあるがよ。肝臓は痛きいてもなかぇか症状を現さないこらぁら、「沈黙の臓器」と言われちゅうくらいやき、肝硬変くじゅうていても気がつかぇいことも多いやか。個人差はあるがよが、肝炎くじゅうてから自覚症状が出るまでに、５〜１０年くらいかかるとも言われちゅうが。肝炎と同様に、気がつかぇいうちに病気が進行しちゅうことは多々あるがよが、ある程度まで病気が進行すると、次のような症状を現すことがあるがやき注意するいるがあるがよ。仕事がそればあ忙しくないがにもいらわらず、全身に疲労感や倦怠感を感じたり、食欲不振になったりするがで。そこから更に進行すると、皮膚が黄色くなったり、目の白目の部分が黄色くなる黄疸の症状が出てきて、腹ぶんぶがたまることもあるがよ。こがな、症状が現れてきたら、ざんじに病院へ行って治療するいるがあるにかぁーらん。

ペットも肝硬変にかかるおそれがあるそうです。

近年じゃー、肝臓病にかかる患もんさんの数が急増しよって、「２１世紀の国民病」とまで呼ばれるようになっちゅう。肝臓病にかかる原因は大きく４つに分けることが出来るのやけど、肝臓病にならんためにもこの４つの原因を知っておくとしょうえいにかぁーらん。まず、肝臓病の原因の約９０％がウイルス性だと言われちゅうが。肝臓病と聞くとアルコールが原因と思われがちやけど、実際のところはそうじゃーないがようやか。肝炎ウイルスはＡ型〜Ｇ型まであるがよが、それぞれ感染経路が異なっちゅうが。その中でも、日本で多いＢ型とＣ型の感染経路は、主に輸血やまま子感染・性行為など、血液を介しての感染だということやか。もちろん、アルコールが原因で肝臓病になる方もこじゃんといらっしゃいます。生活習慣が崩れやすい現代じゃー、アルコールや食事が原因で肝臓病を患うことくじゅうてしまうことも多いようやか。アルコールの多量摂取は、肝臓に負担をかけてしまうことになるがよ。よお脂肪肝などとゆう言葉を耳にしたことがあると思いますが、これっちゃあ一種の肝臓病で、アルコールの摂取により肝臓の機能が低下してしまう病気やか。アルコールが原因で肝臓病くじゅうてしもうた場合、禁酒をしたり生活習慣を見直すことで、肝臓機能も改善することが出来るきし、自身の努力次第で予防することも出来るき。この２つの原因の他にも、おっくを服用したことにより、中毒症状やアレルギー症状を起こしてしまうような肝臓病、遺伝的に肝臓に代謝異常が見られる場合もあるがよ。


ペットの健康にもお気をつけください

機能に多少の障害を受けていても症状が現れにくく、病気にかかっちゅうことがわかりづらいと言われちゅう肝臓やけど、肝臓がかかる病気として代表的な物が肝炎やか。肝炎とは読き字のごとく、何らかの原因によって肝臓に炎症が起こっちゅう状態のことを言います。炎症の原因としちゃ、おっく剤やアルコールがあげられますが、日本人が起こす肝炎のうち、約８０％がウイルス性の肝炎だと言われちゅうが。また、肝炎と一言でゆうたち、肝炎にゃ様々な種類があるがよ。さいさいか耳にした方もいらっしゃると思いますが、肝炎にゃ急性肝炎と慢性肝炎とがあるがよ。急性肝炎の場合は潜伏期にゃばっさり症状が見られんがで、ここで肝炎だと気がつく方はばっさりいらっしゃらんにかぁーらん。急性肝炎の主な症状として、頭痛や発熱・食欲不振や全身の倦怠感など、風邪に似たような症状を現するがで。こがな症状と共に、目の白い部分が黄色くなったり、手のひらが黄色くなってしまう黄疸が出るようであれば、肝炎が疑えるがやき、ざんじに病院へ行って検査を行ういるがあるがよ。慢性肝炎は、上記の症状が６ヶ月以上にわたって続いちゅう状態のことを言います。慢性肝炎を放置してしまうと、肝硬変くじゅうてしまう恐れがあるがやき、十分な注意がいるやか。先程、肝炎の約８０％がウイルスが原因のウイルス性肝炎だとお話しちゅうが、原因によって肝炎が分類出来ることもお話しておきましょう。輸血や血液製剤を体内に注入したことによって、肝炎に感染したというニュースを聞いたことがあると思いますが、こりゃあーＣ型肝炎という物やか。ウイルス性肝炎は、日本人の場合、このＣ型の他にＡ型とＢ型が多いと言われちゅうが。ウイルス性の他に、おっく剤を服用したことが原因となって肝機能障害を起こしてしまうおっく剤性肝炎、アルコール摂取量が多いことが原因で起こるアルコール性肝炎などもあるがよ。


ペットの肝臓病にもお気をつけください。