"高校を卒業して東京で一人暮らしをすることになり、住み始めたところが住吉という駅の近くでした。
学校が九段下だったので、都営新宿線で一般で通えました。
窓が錦糸町方面を向いていたこともあり、東京の空は夜でも暗くならないんだなーと、田舎者ならではの感想を持ったのを覚えています。
住吉は下町という印象で、あまり高いビルは多くなく、路地にはたくさんの家が並んでいるような情緒の街でした。
江東区でしたが、錦糸町方面に歩いていくと10分ほどで、「ここから墨田区」の表示が見え、さらにもう少し歩いていくと、錦糸町の駅でした。
当時はよく、深夜の映画などを観に行きました。深夜は金額が割安だったですからね。
錦糸町まで行くと、雰囲気のベースは変わらないのですが、やはり多くの商業施設があり、独特の雰囲気がありました。
今思えば、歓楽街の雰囲気だったんだと思います。
今では、錦糸町もですが、住吉には、半蔵門線も通っていて、より便利になった印象があります。
先日久しぶりに訪れたのですが、少しお店が増えた印象がありました。
あとは、私が住んでいた時にはなかった、有名ラーメン店ができたということで、そこには、見たこともない行列ができていました。
行ってみましたがとても美味しかったです。
住んでいるころは、よく周辺を散策しましたが、公園があり、川があり、歴史的な建造物もありで、ぶらぶらするには、ちょうど良い印象があります。
今では、多少スカイツリーの影響もあり混み合っているかも知れませんが、場所は多少離れているので、散歩中に偶然遠くに見えるスカイツリーを楽しむというようなこともできるのではないでしょうか。"