数年前の写真です。
前回の日記にあわせて載せてみました。
去勢していないオスに多い病気です。
肛門の横にある筋肉などの組織が弱くなり、本来腹腔内に存在しているはずの直腸や前立腺、脂肪組織、膀胱などがこの写真のように飛び出してきてしまいます。
当然、排便困難や、痛み、排尿困難などが起こります。
去勢してあるオスやメスにはほとんどないことから、雄性ホルモンによる病気と考えられています。
直腸や脂肪だけなら救急疾患ではないのですが、膀胱が反転してヘルニアを起こした場合、排尿ができなくなるため、すぐに対応する必要があります。
また、この写真のように両側性に起こることもありますが、向かって右側だけにおこることが多いです。
治療法としては外科的な手術になります。
手術の方法も様々な方法があります。
右側をなんとかしても、今度は左側に出てしまうこともあるし、筋肉が薄く弱くなっているため、同じ側に再発することもあります。
性ホルモンによる病気であると考えられているため、通常は去勢手術も同時に行います。
このワンコは2度にわけて左右の手術を行い、その後は安定していました。