さて、消毒薬を使わないで、創傷面を乾燥させないようにするラップを使った治療を開始しました。
この写真は開始後1週間目の写真です。
この間、おうちで水道水で軽く洗浄、ラップをあててもらい、ペットシートをかぶせて包帯してもらっていました。
かなり皮膚が再生してきています。
そしてこの写真が治療開始から20日目の写真です。
もうほとんど皮膚ができています。
最近は見ていないのですが、去年見たときには毛が生えそろい、ほとんどわからなくなっていました。
写真掲載の許可をもらうために電話しましたが、どうやら元気にしているようです。
以前は僕も「傷は乾燥させたほうが速く治る」と思い、また「消毒薬で消毒しなければ感染してしまう」と思っていました。
創傷部を消毒薬で洗浄していたし、ガーゼに様々な消毒剤を塗って傷口に貼っていました。
ガーゼを剥がすときにはかなり痛い思いをさせていました。
でも、ラップはまったくくっつかないので、ほとんど痛みはありません。
そして、治り方も早いことがわかりました。
くどいようですが、すべての症例にあてはまるわけではありません。
必ず素人診断をせずに、病院へ行って相談してくださいね。
ちなみに、僕がいつも創傷治療について参考にさせてもらっている夏井先生という人間のお医者様のHPを紹介します。
http://www.wound-treatment.jp/
そこにエル・ファーロという動物の創傷治療に詳しい動物病院もリンクしてあり、そこの山本院長先生にも火傷の治療の際にアドバイスをいただいたことがあります。
もちそん、その病院は僕とはまったく関係ありません。
参考にしてみてください。