診察終了間際に、12歳のビーグルがやってきた。
とてもかわいい顔なのだが、自力での起立もやっとだった。
嘔吐をし、元気・食欲なし。
飼い主さんは数日様子を見ておられたが、やはりおかしいとのことで来院。
血液検査と超音波検査ですぐに子宮蓄膿症が判明。
相当、具合が悪い。
お腹の中に膿が漏れ出している様子。
明日まで待てない様子だった。
すぐに預かって、点滴を始めICU内で酸素を吸わせる。
1時間以上してから、全身麻酔。
案の定、すでに子宮から膿が腹腔内に漏れ出しており、お腹の中は膿だらけだった。
それでも無事に手術を終え、飼い主さんに電話する。
今後、腹膜炎に注意しながら治療していく。
今年も春の発情シーズンの1〜2ヵ月後に子宮蓄膿症が続いた。
そして、そろそろ秋の発情シーズンから1〜2ヶ月ほど経つ頃だ。
避妊手術をしておらず、産歴がなく、そして6,7才以上のメスワンコの飼い主さんは要注意してください。
まず水をとてもたくさん飲むようになります。
そのうち元気や食欲がなくなります。
あんまり長い間様子を見ないで、なるべく早く病院へ連れて行ってくださいね。