ハヤブサついでに・・・。
うちにはフクロウがいます。
もう3年近くなるけれど、主翼の骨折で動けなくなっているところを保護されました。
飢えて骨と皮みたいな状態でした。
本来、県に届け出て保護してもらいますが、年末で行政機関はどこも閉まってました。
仕方ないからうちで治療し、骨折の手術をしました。
骨は治癒しましたがリハビリをしてやれる施設がなく、結局、空を飛べないまま居候しています。
病院で野鳥を世話するなら、飼い主さんたちが連れてこられる飼い鳥たちに病気をうつしてはいけません。
羽ジラミやダニ類を駆除し、検便もし、人にもうつるオウム病の検査もし、安全を確かめてから世話しています。
フクロウやその他の野鳥を保護して飼っている病院はたくさんありますが、それなりに大変です。
DNA検査でメスということはわかりましたが、年齢は不明。
けっこう、歳だと思われます。
飢える心配もなく、暑さ寒さもしのげ、外敵に襲われる心配もないです。
その代わり、狭いケージの中で暮らすことになりました。
どっちが幸せかわかりませんが、3年前に保護されていなければ100%死んでいたわけです。
今ではすっかり情が移っています(笑)。