今月12日の日記、腎不全のワンコ。
数ヶ月にわたって、おうちで皮下補液してもらっていたワンコです。
発作も出ており、飼い主さんたちはほとんど徹夜が続き、それでも頑張っておられました。
そのワンコ、とても穏やかに、自宅で亡くなりました。
飼い主さんからお聞きしたところによると、亡くなった日はみなさん予感があったのか、ご家族それぞれがいつもと違う言葉をかけてから出勤されたり、いつもご一緒のお母さんはドライブが好きだからと、なぜかこの日はワンコをドライブに連れて行ってあげられたそうです。
ドライブから帰ってお水を飲んで、目で「もう一回抱っこして〜!」と言われたように感じ、抱っこしてあげるとそのまま大きく5,6回、息をして亡くなったそうです。
当然、悲しいのは事実で、飼い主さんたちは病院にわざわざ報告に来ていただきましたが、ずっと泣いておられました。
「もっとしてあげられることはなかったのでしょうか?」と、何度も聞かれましたが、「本当に精一杯頑張っておられました。これ以上のことはありませんよ。」と正直に答えました。
寝る間も惜しんでの介護でしたから、本当にそれ以上のことはなかったと思います。
ここは読んでおられないでしょうけれど、本当に頑張っておられましたよ。
きっとワンコも感謝してると思います。
少し、休まれるといいですよ。