9月以降、祝祭日も多くなる。
と、言うことは家族サービスもしなくてはならなくなる。
個人的にもリフレッシュしたくなる季節だ。
また、動物病院自体、秋から冬にかけて多少暇になってくるため、全国で学会やセミナー、勉強会などが頻繁に開催されるようになる。
僕も毎月のように東京や大阪などへ出かけることになる。
そんな中、ここのところ毎日のように腫瘍の摘出が入ってくる。
小さな皮下腫瘤から乳腺腫瘍、腹腔内の中にできた大きな腫瘍など。
避妊手術や去勢手術よりもずっと多い。
電気メスは毎日フル活動している。
今日も乳腺腫瘍、そして肥満細胞腫が来院した。
飼い主さんたちも昔に比べワンコやニャンコたちの体に触れてあげておられるようで、小さなしこりを見つけて来院されるケースがかなり多くなった。
とても喜ばしいことだ。
ワンコの死亡原因の1位に癌、すなわち悪性腫瘍が登場した。
特にゴールデン・レトリバーはダントツ多い。
触ってわかるものはまだ発見しやすい。
体の中にできているものは見つけにくい。
人間みたいな定期健診が一般的になればもっと早期発見につながるんだろうけど・・・。