普通の動物病院の診療日記

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shu

小さな町の動物病院の獣医師です。

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ふう〜。

1125851464835817.jpg今日は格別に忙しかった。

 

まず、朝、腎不全で入院していたワンちゃんが亡くなった。

かわいがっておられただけに飼い主さんご一家もショックをかくせず、涙、涙だった。

 

そして、悲しむ間もなく帝王切開が入った。

3匹の子ワンコたち、そして母ワンコとも無事に手術が終わった。

母ワンコが麻酔から無事に醒めて子ワンコたちとご対面。

 

やれやれと、思う間もなくスタッフから「子宮蓄膿症です。」と。

スタッフみんな、お昼ご飯も食べる間もなく子宮蓄膿症の手術に入る。

僕の腕くらいに太くなった子宮にたっぷりの膿が溜まっていた。

下腹部には蛆虫までわいていた。

それでもとりあえず無事終了。

 

先週の貧血子ニャンコも来院。

あれから退院して絶好調。

今日も貧血もなく、体重もかなり増えていた。

治療は継続。

 

そして仕事、終了。

午後4時過ぎ、スタッフみんなで近くのファミレスへ遅い昼食へ行く。

あれやこれやと今日の反省会。

ふう〜、みんなお疲れさま。

頑張ってくれてありがとう!

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この記事への返信
亡くなる命もあれば、生まれる命もある。
できることなら、いつまでも死なないで元気に暮らすことができれば最高なんですけどね。

写真のわんこちゃんは、ダックスフンドですか?
とっても小さいですね。

毒物に関する説明もありがとうございました。
実は、昨日マリーが6回も吐き、今日病院に連れて行きました。
キャベツを盗み食いして、それがよくなかったみたいです。
今は落ち着いて元気になり、安心しています。
たまねぎはよくないと知っていましたが、キャベツは油断してました。
今度はちゃんと目のつかないところに置いておかなければと反省しました。
Posted by まきっころ | 15:03:29, Sep 05, 2005
おおおおおお。大変でしたね。お疲れ様でした。
忙しいときって、何故か次から次へと忙しいですよね(笑)

それにしても、子宮蓄膿症のオペがまた入ったのですね。
この病気、本当に多いですね。昔より多いような気がします。。。
ウチも女の子だから、心配です。
とりあえず飼い主として出来る事は・・・飼育環境で発症したりしないように、清潔に気を遣ってあげようと思います。
(現時点で何か他に気をつけることがありましたら、教えて下さい。)

貧血の子ニャンコちゃん、症状改善の様子、良かったです。
順調に元気になって行って欲しいです。
Posted by こゆ。 | 23:38:26, Sep 05, 2005
まきっころさん。
マリーちゃんが6回も吐くとはちょっと回数が多すぎて心配されましたね。
でも無事でよかったですね。
ニャンコにとって生のキャベツや草類はもともと消化しにくいですから、もしも今後も同じようなことがあるようでしたら、「何故キャベツを食べるのか?」という原因を探ったほうがいいかもしれませんね。
僕のニャンコも時々狂ったように猫草(牧草の一種ですね)を食べます。
そしてたまに毛玉を吐くこともあります。
毛玉、寄生虫、胃酸過多など草類を必要として食べることもありますから。

だけど、吐いても元気・食欲があれば基本的にはあまり心配はいらないと思いますよ。

こゆ。さん。
そうそう、2度あることは3度、みたいな感じで同じような症例が続いたり、妙に忙しくなってみたりってことはよくありますねー。
子宮蓄膿症は、うちでは避妊・去勢手術以外にもっとも多い手術のベスト3かもしれません。
このワンコ、子宮蓄膿症も重症で状態はかなり悪かったのですが、翌日からはバクバクフードを食べ始めました(笑)。
子宮蓄膿症の予防・・・、やはり清潔に、くらいでしょうか・・・。
清潔に飼っておられる動物でも発症することはありますから、簡単にはいかないですね・・・。
Posted by shu | 23:55:58, Sep 06, 2005


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