今日の手術も子宮蓄膿症。
先日写真で紹介した子宮蓄膿症と、今日の写真は同じ病気であるのだけれど、見た目が全然違っている。
そう、前回のは血液のような膿みが陰部から排泄されていた。
下腹部や大腿部がとても汚れていた。
でも今回のはまったく膿が出ていない。
当然、飼い主さんは子宮に膿が溜まっているなんて思いもよらない。
同様に発情から2ヶ月後のことだった。
2,3日で急に元気・食欲がなくなり、おかしいと思われて来院された。
超音波検査と血液検査ですぐに病気がわかり、朝、そのまま入院した。
午前中、点滴をして体のバランスを整え、午後から手術。
手術はうまくいったが、今でも点滴をされたまま入院している。
やはり膿の出てこない(閉塞性の)蓄膿症は、飼い主さんにとっては発見しにくい。