おーい！！

　　　　　　いよいよ年末ですよー！！

　　　　　　今から僕の飼い主、父親、管理人がいよいよ狂ったのか？

　　　　　　面白いものを見せたいんやて。

　　　　　　ただ、アダルトを含むので「あなたは１８歳以上ですか？」

　　　　　　のジャンルを含むので以下のかたは退室してください。って、

　　　　　　ゆうてますけどう・・・・・。はい僕エムニは１歳と５ヶ月です。

実は別ブロにも既載です。

 

世間の反応があまりにも無いので・・・。

 

そらあそうやろ面白ないやんか！！

 

と思われる方が大半やろとわかってます。

 

とても水嶋ヒロにはなれないことも・・・。

 

（お前はあほか？バカか？）

 

けんど、続編があって、

 

すごいどんでんがえしなんです。

 

創作民話？童話？が

 

あっと驚く「こえだめごろー」です。

 

まあ、この手のブログでは

 

書けないかな？

 

ではお楽しみに・・・。

 

 

 

「雪中梅」の思い出

 

若いころ、新潟の酒、「越の寒梅」を飲んで感動したかたも多いと思います。もちろん私も「えっ！！こんな喉越しのいい谷川の水みたいな酒って・・・・・。」と絶句した一人です。

 

　そんな「越の寒梅」がメジャーになりかけのころ、娘の同級生のお父さん（まったくの下戸）故郷が新潟だそうです。そのお父さんがうちの娘に「このお酒も美味しいそうです。是非お父さんに飲ませてください」と渡されたのが「雪中梅」です。いやぁ〜、すごいの一言でした。全身チキン肌もんでした。（鳥肌の意味）

 

　今現在は飲んでいませんが、当時はそんな思いでした。お酒の味にうとくなっているのか、ただの脳を麻痺させる水になりさがったのか？自分自身が年老いてぼけてきたのかわかりませんが、そのころを思い出し初心にもどったつもりで「雪中梅」にささげるストーリーです。

 

『雪の紅梅』

 

むかしむかし、越後の雪深い山奥におじいさんとおばあさんが暮らしていました。

 

おじいさんはマタギ、今で言う猟師ですが真冬の吹雪続きでは猟も出来ず３度の飯よりも

 

好きな酒、自家製のお酒を飲んでいます。

 

おばあさんは囲炉裏のそばで着物のつくろいを・・・・・・。

 

おじいさんが「ばあさんやこんけさめーよは、いっぱつやらべーめか」

 

ばあさんが「じっさまなんばゆーか、おめくじゅいちであしははちはちだんべ、そげんな

 

ことしたらしぬわ、でえいちたてねーでか」ってこんなあほなことは言いません。

 

ほんとは「じっさま、なんばゆうとんかわしがさけのめべーのしってゆうのんけ」です。

 

お金も無く不自由な暮らしのなかでもおじいさんとおばあさんは明るく楽しく暮らして

 

いました。

 

そんなある吹雪の夜、戸をたたく音が・・・・。

 

「すみません、あげてつかっさい、すみませんあげてつかあさい」

 

今にも消え入りそうな声で戸をトントンとたたきます。

 

おじいさんが「どないなすっだ？」と戸を開けると、１６、７の雪のような肌で緑色の目

 

をした若い娘御が桶を背負ったまま土間に倒れました。

 

「ばあさんや、たいへんや、ねまんばはよーしけ！きーうしなっちょるけ死ぬるどー」

 

３日３晩、息をすることも忘れるほど寝ていた娘は、４日目の朝、目が覚めて言った。

 

「わたしはおじいさんもおばあさんも知らない遠い国からこの場所、この家を選んで

 

たずねてきました。わけは話しても信じてもらえないと思います。どうかここの娘として

 

おいてください。助けていただいたお礼に身を骨にしてでも働きます。」

 

おじいさんが「あんなーここはハローワークじゃなかんべ」とはもちろん言いません。

 

「どこさからやってきたばしんねーけんど、ここでよげればずーとおりんしゃい」

 

娘は「ありがとう存じます。これは私の国のお酒です良ければお飲みください」

 

「国を出るときちちははからおじいさんにと持たされました」中身はウオッカだと？

 

「おばあさんにはこれを」とふところからとりだしたのは、和紙にくるんだ「苗木」

 

あばあさんが「なんだんべ？」とたずねると、「木の国の梅の苗木です。この土地でも

 

季節を間違えなければきっと咲いてくれるはずです」といったとか・・・・。

 

そして、植える場所まで指摘。

 

「このおうちから一里半（６ｋｍ）東南の方角に渓流が切り立った崖から落ち込んで滝に

 

なっています。その滝つぼの横に小さいほこらがあるはずですその前に植えていただけな

 

いでしょうか？」

 

おばあさんが「ええけんどいまはむりだんべ、ゆきんこやんでからやのう」

 

 

--------続く--------

 

＊     注意・・・この作品はあくまでもオリジナルです。つたない文章で起承転結もあやふやぎみですが、冒頭にもあるように酒の好きな作者が「雪中梅」を始めて飲み感動した気持ちを表現して作ったストーリーです。「かぐや姫」「鶴の恩返し」「養老の滝」「雪女」などとかぶっているみたいに思われますが、実はどんな逸話を考えても「うん？待てよ？どこかで聞いたような？」になるはずです。

 

＊     したがって、複写、転写は厳禁ですよ！！盗作になるのでご注意ください。