アメノナカノ青空
だいたい月〜金は家に閉じこもっている。非生産的な日常を送っていることになるが「アホの大阪府」とええ勝負や!!
またまた古い韓国映画の話。
不治の病、余命いくばくも無い女子高生ミナ。マンションの階下に越してきてミナに興味を抱き近づこうとするカメラマン ヨンジェ、あの手この手でミナを引っ掛ける掛け合いが面白い。
まあ、最後はお涙ちょうだいのストーリーやけど、このミナ役のイム・スジョンの演技が見ものや、彼女1980年生まれやから今28歳、映画が2003年の5年前やから当時23歳。としたら高校生役に何の違和感も無いのは演技か?かもしだす雰囲気か?
また、ミナの行く末を知ってけなげに冗談を言う母親ミスク役イ・ミスクの演技も光っている。イム・スジョンのプロフを見ると身長は決して低くなく167cmとなっている。とすると相手役キム・レウォンは恐ろしく背が高いのか?
この映画、本作品がデビューの若手女性監督イ・オニで見る側の期待に見事応えている。
また映像がとても美しく仕上がっているし、実質、役者が主人公二人と母親、看護士、お手伝いの5人やけど各個人のセリフ・脚本が良く出来ていて飽きさせない内容や。
辛口の私の採点ですが4ツ星出します。観客を号泣させない配慮・演出が最高!!(ネタバレ無しにします。)