レッドシュリンプは、別名レッドビーシュリンプとも呼ばれ、ビーシュリンプの色彩変異で奇跡的に誕生した赤と白色のエビです。
ピーシュリンプの原型は白と黒です。それが1991年の春に、愛知県在住の鈴木久康氏が、趣味で飼育していたビーシュリンプが突然変異で赤くなりました。
これが紅白エビことレッドシュリンプの誕生です。その後、固定化されてあっという間に全国に広がり人気が出たのです。
現在は全国のショップや愛好家などが飼っていて、繁殖や選別が行われています。ショップなどでは白い模様のつき方でグレードがつけられています。ほかに綺麗な紅白模様であるか、また日の丸模様になったもの、色の濃さの違い等で販売されています。
時代とともにその模様も変化してきました。1997年ごろは赤い部分が多いものの鮮やかさはいまいちでした。白い部分は透き通っているのが特長です。
その後、ノーマルピーシュリンプと交配され、透明な白い部分がだんだんとはっきりと白い色になってきます。そして白と赤がはっきりとした色に着色され、現在に至ります。
いろいろな模様があり、特に人気がある模様を持ったレッドシュリンプは店やオークションなどで高値で取引されています。