野菜は低エネルギーで、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでいます。
特に、緑や赤、黄色の緑黄色野菜には、活性酸素の害を防いで血管を健康に保つビタミンAやE、カロテノイドなどが、淡色野菜にはビタミンCが多く含まれます。
ナトリウムを排泄して血圧をコントロールするカリウムも、野菜から摂取することができます。
とりわけ、旬の野菜には、これらの栄養素が豊富に含まれているので、積極的に食べましょう。
野菜が不足すると、食事からとったエネルギーを活用できないだけでなく、免疫力の低下や体の調節機能が正常に働かなくなってしまいます。
高血圧症に代表される生活習慣病を予防するためには、野菜を1日350g以上食べることが推奨されております。
緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ピーマン)は230g以上、淡色野菜(きゅうり、レタス、大根)は120g以上の摂取が目標です。
ごぼう、れんこんなど土中で育つ野菜は食物繊維に富んでおり、太陽の恵みを受けて育つ葉野菜にはビタミンが豊富に含まれています。
こうした、いろいろな形の、さまざまな色の野菜を取り入れることによって、野菜の持つ栄養素をあますことなく摂取することができます。
量だけでなく、種類を多く摂取することで健康効果を促進することができます。また、野菜以外にも、きのこ、いも、海藻などを通じて、ビタミン、ミネラルパワーを取り込みましょう。
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