子供と並んで、高齢者は熱中症になりやすく、しかも、気が付きにくいのです。その理由としては、まず、皮膚を見てもわかるように、高齢者は体内の水分量が不足しておりますので、少しの水分不足でも脱水状態になるのです。
また、体温調節機能が低下しているため、汗をかきにくく、体温をうまく下げることができない人が多いのです。
そして、気温に対して鈍感です。皮膚の温度感受性が鈍くなっているため、暑さを自覚しにくくなります。

その結果、喉の渇きも強く感じにくいため脱水に対する対応が遅くなってしまうのです。

このほかにも、体調が悪いときや持病を持っていると、さらに熱中症にかかりやすくなります。

暑い日が続くと、夏バテや体調を崩しやすいのでとくに注意が必要です。

出かけるときは必ず飲み物を持って行くようにし、すぐに水分補給できるようにしておきましょう。

そして、喉が渇いてから飲むのではなく、喉が渇いたと感じる前に飲むのが効果的ですので、定期的に時間を決めて飲むと良いでしょう。

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