便秘気味の人も、長年ひどい便秘に悩んでいる人も、生まれたときから便秘だったわけではありません。
便秘になるまでには、生活習慣や食生活、運動不足など、小さなきっかけが次第に積み重なって、段々と自然な排便ができなくなるのです。
便秘になるきっかけや、便秘が悪化する原因は、トイレの我慢にある、ということが多いようです。
朝は忙しくて、自宅でトイレに行く時間がない。外へ出れば、忙しかったり恥ずかしさもあって排便するのを我慢する。
このように、便意が起きているのにトイレの我慢をすることは意外と多いのではないでしょうか。
便が出るタイミングなのにトイレの我慢をしていると、腸や肛門の働きが悪くなって、次第に便意を感じにくくなってしまいます。
こうなると、腸に便がたまってしまい、おなかポッコリ状態になって苦しくなります。
まず、腸の大ぜん動が起こりやすい朝は、朝ご飯を食べて、すこしゆっくりする時間を確保するようにしましょう。
そして、日中、やむを得ずトイレの我慢をすることがあっても、決してそれを繰り返さないようにすることも大切なことです。
腸と乳酸菌との関係