子供が言うことを聞かない、何度注意しても同じことを繰り返す、最初の内は、穏やかに「やめなさい」とか「こうしなさい」とか穏やかに言っていても、毎日、毎回続くと、ついイライラして怒鳴ってしまいます。
ママも人間ですから、そんなことはやってはいけないと分かっていても、ついつい理性よりも感情が優ってしまい、怒鳴った後で、しまったと後悔してしまいます。
そんな時、どのようにフォローすれば良いのでしょうか。
怒鳴ってしまった、怒鳴りたくなった、そんな時は、一旦子供から離れて距離を置きましょう。
「ママ疲れたみたい、そっとしておいて」と言えば、突然、理由もわからずに怒鳴られるよりも何倍も良いですし、ママの状態を理解するきっかけにもなります。
ママとしても、感情をぶつけて後で後悔するよりも、気持ちが楽なはずです。
ママに怒鳴られると、子供は「自分は嫌われてしまったのではないか」と不安に感じています。
大好きなママに嫌われることは、子供にとっては、とてもつらいことですから、出来るだけ早くこの不安から解き放ってあげることです。
怒鳴った後、「○○ちゃんが、●●したから、ママは怒鳴ったのよ。だからもうしないでね」というような言い方は、一見、フォローしているようですが、これはフォローにはなっていません。
ママが怒鳴った理由が子供のせいになっているからです。
つまり、子供は「自分はママをイラつかせる存在」とか「ママは自分といると怒鳴りたくなる」というメッセージだと受け止めます。
これでは子供の気持ちをフォローしていることにはなりません。
まず、「ママはあなたが好き」という言葉を最初に伝えてください。
そうすると、子供はママの言葉に安心して耳を傾けることができます。
次に、怒鳴ったことを謝りましょう。感情を子供にぶつけて怒鳴ることは、どんな理由があったとしても望ましい方法ではありません。
そして、最後に、怒鳴ってしまった理由を一言で伝えましょう。
まずは不安と不満を取り除いた上で、ママが伝えたい気持ちを伝えることが大切なのです。
子育てにおける「知育」