メタボが進行すると、色んな生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。

狭心症は、血管の流れが悪くなることによって胸部に強い痛みを生じ、それが、急性心筋梗塞に移行することもあります。

心筋梗塞は血栓によって血管が塞がれるため、そこから先に酸素や栄養が送られなくなって壊死するもので、死亡率が高い病気です。

脳卒中は脳梗塞や脳出血を総称した病名で、動脈硬化によって脳の血管が詰まり、その先へ酸素や栄養が届かなくなり壊死してしまいます。

特に、メタボの人は血栓ができやすいため、脳卒中を発症する危険性が高いのです。

メタボの人で、手足にしびれや痛みを感じたら閉塞性動脈硬化症の疑いがあります。

症状が悪化すると、足に潰瘍ができて壊死する場合があります。

メタボになると、インスリン抵抗性がおきて血糖値が高い状態が続くと、腎機能が低下します。

また、血圧と腎機能は密接な関係があり、腎機能障害が起きやすくなります。

この他にも、脂肪肝、高尿酸血症、痛風、睡眠時無呼吸シンドロームなどの生活習慣病と深く関わっており、恐ろしい病気の元凶なのです。

大きな病気に進行する前に、メタボを改善しましょう。

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