足の悩みで多いのが、水虫とニオイでしょう。水虫は本人しか分かりませんが、足のあのいやな臭いは、隠すことはできません。
靴を脱いで座敷に上がって座布団に座った時に、なんとなく臭ってくる、すえたような嫌な臭い、しまったと思っても後の祭り。
男性だけでなく、ブーツやハイヒールを1日中履いている女性も、足のニオイには悩まされているようです。
足の裏には、汗を分泌する汗腺が数多く分布しており、一日に足の裏から排出する汗の量は、およそコップ一杯分といわれております。
足の裏から分泌される汗自体が臭っているわけではありませんが、ブーツを長時間履いて高温多湿になると、汗や角質をエサに雑菌が繁殖しやすくなり、その代謝物が悪臭の正体となるのです。
また、革靴などの通気性の悪い靴は、汗が放出されずに蓄積されるため、常時、雑菌が繁殖してニオイがこびりついています。
食生活も足の臭いの原因となることがあります。脂っこい食事、刺激物、アルコール、ニラ、ニンニクなどを多く食べると体臭が強くなりやすく、その分、足のニオイも強くなるようです。
この他にも、自律神経失調症や水虫が原因の場合もあります。自律神経失調症は、あがり症や、神経質な人は要注意です。
また、水虫は、水虫(白癬菌)自体がニオイを発するのではなく、ニオイを発するほどの高温多湿な状態は水虫を発症しやすい環境となります。
ワキガを防ぐには