朝寝坊して、朝ごはんを食べることなく出勤する人や学生が結構多いと聞きます。昼にその分食べればいいやと気楽に考えているのかもしれません。
でも、朝食って大事なんですよ。
朝ごはんは生活習慣病の予防や、学力のアップにも有効と言われているんです。さらに、朝ごはんを抜く生活をしていると、基礎代謝が低下し太りやすくなります。
食事をすると身体が温まります。これは、食べ物を消化・吸収する際に体がエネルギーを発散するからで、この熱のことを「食事誘導性熱産生」(DIT=Diet Induced Thermogenesis)と言います。
このDITは、朝が最も多く、夕方から夜になるにつれてしだいに少なくなります。つまり、朝は夜食べるよりも太りにくいのです。
人の体温は、夜9時過ぎ頃から低下して脳や体は休息に入ります。このため、朝は、一日で最も体温が低い時間帯となるため、寝起きはなんとなくぼーっとするのはこのためなのです。
このように睡眠中に低下した体温を上げるためには、温かい朝ごはんを食べるのが一番効果的なのです。
ただ、DITは栄養素によって違うため、体を効率よく温めるためには、タンパク質がオススメです。
食べたものを熱に変えられるのは、タンパク質が30%で最も高く、次いで、炭水化物が10%、脂肪で3〜4%くらいと言われているからです。
また、食べ物だけではなく、体を温めるためには、ストレッチなどの軽い運動もオススメです。
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