普段、飼っている犬や猫に、人間のご飯と同じものを与えているという場合は、特に要注意です。
人間には全く問題なく食べられて、なおかつ栄養が摂れる食べ物でも、犬や猫には毒になってしまう食べ物もあるからです。
まず、犬、猫共通で食べてはいけない野菜はタマネギ、ネギ、ニラなどのネギ類です。これらは、犬や猫の血液中の赤血球などを破壊する成分が含まれているため、ネギ類を食べてしまうと、貧血を起こしたり、血尿や下痢、嘔吐を引き起こしたりして、命を落としてしまう危険性があります。
カレーやスープなどには、タマネギのエキスが溶け込んで、赤血球を破壊する成分が残っている場合があるため、タマネギを使った料理も与えないようにしましょう。
チョコレートなども与えてはいけない食べ物です。原材料のカカオに含まれる成分が中枢神経を刺激して、心拍上昇や血圧上昇、不整脈だけではなく、急性心不全を引き起こす可能性があるからです。
ブドウやレーズンも絶対に与えてはいけない食べ物です。少量であれば食べても症状がでない場合もありますが、大量に摂取した場合は、肝不全や腎機能障害などを引き起こして命を落としてしまう危険性があります。
ドッグフード&キャットフード通販「カナガン」