カメラ周辺用品の代表的なものと言えば、カメラバッグがあります。新品で買えばそれなりの値段がしますが、基本的にはマニア向けなので、中古で買い取ってくれるところがありません。
また、中古のカメラバッグは、リサイクルショップでも見かけることは殆どありません。何よりも、機種によって寸法も違うため、手持ちのカメラが入らないこともあるため、結果的に需要がないことになります。
デジタルカメラ用の三脚も、必要なものですが、新品でも安いため、中古で買う必要がありません。
特に、卓上用などは、中古で買う意味もあまりないため、価格は100円でも付けば良い方です。
暗室用品の内、引き伸ばし機以外は、専門店ですら新品を処分するほど、需要がないアイテムです。その引き伸ばし機も、業務用の程度のいい物が中古で安く売っております。
今は、フィルム撮影しても、これをスキャナで取り込んで利用するため、印画紙そのものの需要が低く、基本的に、暗室用品は売るのではなく処分対象なしかなりません。
その一方で、レンズキャップ、デジタルカメラ付属品、充電器、廃番、製造終了カメラの専用ストラップ、ソフトケースなどは、中古価値が高く、オークションでも入札が多いですし、フィルムカメラで使う露出計などはセレン式も含め買取価格は上がっています。特に、プロ用のスポット露光ができるタイプは中古でも値が下がりません。
中古カメラ市場の現況