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しばらくご無沙汰だなぁ…一度電話してみよう…と、何気なくダイヤルしたのは寒い日のお昼前でした。受話器の向こうから「スミレは、きょう亡くなりました」と飼い主さんの涙声。ただただビックリの私、と同様に飼い主さんも偶然の電話に驚きを隠せないようでした。 きっと天国に上がる階段の途中で私のことを思い出して、スミレちゃんが教えてくれたんですね。「ママが泣いてるから電話してあげて」って。 大阪で保護され奈良へやってきたスミレちゃんは、生まれ故郷であろう大阪の街を望む生駒山の中腹で、今静かに眠っています。 とっても優しくて手のかからなかったスミレちゃん。あなたのことは忘れないからね…。
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