オリーブオイルが地中海世界で古くから親しまれていたのは

知っていましたが、あちこちでその歴史を目にするたびに、

驚かされることが多くなりました。

そもそも、日本の歴史と比べると、圧倒的に大量な古い文献が

残されている地中海の歴史ですから、その記述もかなり詳細です。

ただ、やはりオリーブオイルの期限は古すぎて、ひとつの説に

限定しきれていないみたいですね。

その節のひとつは紀元前3500年にクレタ島で始まったというもの。

もう一つが紀元前4500にカナン人が制作を始めたというもの。

何れにしてもオリーブオイルには6000年前後の歴史がある

ということになります。

また、かの英雄、ローマのユリウス・カエサルが戦争に勝利した時、

兵士たちに、それぞれ多量のオリーブオイルを戦利品として

渡したといいいますから、当時は意外と貴重だったのかもしれませんね。

以前、オリーブオイルは銘柄や、とれたタイミングによって

結構味が違う、と書いたら、

「友人からそんなに違いなんかわからないぞ！」

って指摘されました。

まあね、普段食べつけてなければ、そんなものなのかもしれません。

でも、オリーブオイルが好きな私としては、ちょっと気になったので

その友人と、その友人がオリーブオイルを購入したお店に行って

同じ物を買ってみました。

ついでに、ちょっと手痛い出費ではありましたが、ウチでも

評判の良いオリーブオイルももう一つ買って・・・。

料理にしたらわかりにくいと思ったので、ショットグラスの

４分の１くらいに２つのオリーブオイルを注いで、飲んでみて、

と言ったら、はじめは嫌な顔をしていましたが、飲み終わった

時にはさすが納得していましたね。

でもその後、友人は言いました。

「でも、料理に使ったらそんなに変わらないでしょ？」

徒労でしたね・・・。

オリーブオイルがカラダに良いって言うことは、

以前から聞いていて、それなりに気になっていたんですけど、

実際にどんなのものを買って良いかわからなくて迷っていたんですよね。

とりあえず、近所のスーパーにいってエクストラ・バージン・オイル

というのを買ってみました。

ネットでパスタやら牛肉料理のレシピを見ながら、実際に

使ってみたけど、まあ、悪くないですね。

今までにたような料理をさんざん食べていたけど、今回に

限っては、いきなり本格的な西洋料理のような感じに

仕上がっていて大満足です。

調子に乗って、もう一本買いました。

前回はちょっと値段がきつかったので、少し安いものを選んだら、

あら不思議、ちょっと臭いというかクセが強いようでした。

やっぱり、オリーブオイルも値段によっていろいろと質が

違うものなんですね。