さくらとの衝撃的な出会いは今でも覚えている。
このエッセイ『小悪魔襲来【さくら】』を書いたのは3年前のことだ。
未だに文章という物がうまく書けずにイライラしている状態だが、なぜかしら猫の話を書き始めると思い出がどんどん鮮明になってきて無心状態で書きつづっている。
どの猫とも別れがあった、しかし別れよりも出逢った事が衝撃的すぎて頭から離れない。
人との出会いや別れにも言えることだが、別れはなにかしらの足音が聞こえる。
しかし出会いには足音はない。
いつもいつも突然で、いつもいつも私を驚かせ動揺させる。
3年前、4章までは書いていたのだが、途中で連載を断念した。
といってもちゃんとした読者が居たわけではないのだが…(笑)
なので4章までは、今まで書き留めていたエッセイを、少々手を加えて再アップすることになる。
それ以降は今の私自身の言葉となるので、イントネーションが少々変わるかもしれないが見逃してやってほしい。