お久しぶりです。
4月は、寒暖の変化が激しくて油断して風邪をこじらせてしまい、
ちょっと良くなってきたら、調子に乗って飲みに行ってまた体調を崩したりしていました
GW中はゆっくりしていようと思います。。。
っとその間に、
ミドリガメの間にちょっとしたイザコザがありまして。
うちでは、
ミドリガメ(そろそろ4年)を3匹飼育しています。
もう大きくなってきて、3匹とも甲羅長さが15cmほどありますw(゜ー゜;)w
ここまで大きくなると、そろそろ、発情期を迎えたらしいんですね。。。しきりに体の匂いを嗅ぎ合ったり、大きいやつの上に乗って交尾をしようとしていました。
3匹の内訳は、オス2、メス1というのも判明しました。
他の生物でもそうですけど、メスの方が体ががっちりしていて大きいんですよね。体力使って卵を産むのはメスだからなんですね。
卵を産んだら、頑張って孵化にチャレンジしてみようかと思って見守っているんですけど。。。
どうも、そのメスは、どちらのオスも気に入っていないようで、
求愛されてもそっぽ向いているし、無理やり交尾をしようとすると、引っ掻いたり噛み付いたりで大変なことになってしまっています。
カメと言えども、相手を選り好みするんですね。
「あんたとなんか、死んでも嫌!!!!」って感じで、
本気で噛み付いてるんです
10日ほど前に、大喧嘩があって、
オス2匹とも後ろ足と前左足と、一匹は首の後ろを怪我してしまいました。
速攻でメスを隔離です。
オスのケガは、二次感染を防ぐためにメチレンブルーを少量混ぜて、毎晩煮干をあげて、自然治癒に任せました。
今もまだ隔離中なんですけど、
ケガの方はずいぶんとよくなってきています。
ただ、もうこのメスは、オスがいる水槽には戻せないので、
もう一個メス用の水槽(衣装ケース)を増やさないといけないです。
ちなみに、メスを隔離している水槽は、4年前に3匹の小亀が入っていた水槽です。
当時の写真と見比べてみると、どれだけ大きくなったかが分かるかと思います。
ミドリガメは、小さいうちは可愛いけれども
どんどんと大きくなってきます。
クラウンローチよりも成長速度は速いです。
噛む力もとても強力で、煮干も簡単に噛み千切ってしまいます。
かなり凶暴で、煮干もピンセットであげないと、指を噛まれてしまいます。
また、すぐに水を汚し、水槽から脱走もするので、
魚以上にサルモネラ菌に注意が必要です。
正式名称は「ミシシッピアカミミガメ」というように、本来日本には生息していなかった、外来種です。
飼い余して、公園や川に遺棄されるケースが多いようですが、
日本の生物は、ミドリガメほど強くはないので、
その公園の生物を食い荒らして、日本古来の生態系を壊してしまいます。
まぁ、生態系がどうこう以前に、
飼いきれなくなったら遺棄するなんて無責任な人は、人間的にどうかと思いますが。。
いくら可愛いペットであっても、いくらそのペットに癒されても、
結局は、飼育者がその生物の命を管理下において、自然界から隔離した不自然な状態で生かしているのだということを忘れずにおきたいと思います。
自然の中だと、他のオスとカップルになって、卵を無事に産んでいたかも知れないですしね。
ちなみに、外来生物法では、ミシシッピアカミミガメは、現時点では、規制対象とはなっていませんが
要注意外来生物リストに「被害に係る一定の知見はあり、引き続き特定外来生物等への指定の適否について検討する外来生物」としてあげられていました。
グッピーやホテイアオイも一緒のリストにあがっています。
人間のエゴで飼い始めるんだから、最期まで責任もって看取ってあげるようにしたいですね。
人気Blogランキングへ→