春分の日から2泊3日で沖縄は美ら海水族館に行ってきました。
美ら海水族館内の大水槽。ギネスブックにも登録されている世界最大のアクリル板を使った巨大な水槽「黒潮の海」です。
ちょっと暗いですが人の大きさと比べて水槽の大きさ、中にいるジンベイザメの大きさが分かるかと思います。この大きさのジンベイザメが3匹、マンタが2匹います。
これでもまだまだ子供のジンベイザメらしいです。もっと大きい生物が地球上にいると思うと、身震いしました。
アクリル板の向こう側に仕切られているから安心ですが、海にもぐっている時にこんな巨大な生物に遭遇したら、驚いて動けなくなってしまいそうです。
ちょうど黒潮の海の餌付け時間に行くことができました。ジンベイザメの餌は、見かけによらず、オキアミなどの小さい餌です。頭を上にして直立し、口を大きく開けて、水面に浮かぶ餌を水ごと吸い込んで、水だけをエラから出すそうです。
世界一の混泳水槽で、餌をどうやってあげているのかが、アクアリストとしてとても気になりますが、ジンベイザメ&マンタを水槽の別々の場所でそれぞれ餌を与えつつ、小魚系の餌を水槽中央に落として、上層・中層の魚たちを満足させた後で、底層のエイやサメに向かって沈降性の餌を投げ込むそうです。
ジンベイザメ、マンタ、エイ、サメ、他の熱帯魚とそれぞれ食べるものが違うので、うまくご飯をあげられているようでした。
実際、エイやサメの餌(何かよく分かりませんでした。イカ?)は他の魚に突かれることなく床まで落ちてきました。
うーん、うちのクラウン水槽でも上層部のテトラにはテトラミン、クラウンローチにはコリドラスフードと分けてあげているつもりなんですが、あまりご飯の時は何が投下されたか関係なく戦場と化してます。
コリドラスフードが底にたどり着く前にテトラに食われ、それを追いかけてクラウンローチが水面まで上昇してくるという風景が日常茶飯事となってしまったうちの水槽では、もう手遅れでしょうか。。。まぁ、餓死する魚はいないのでこれでもいいのかもしれないですが。
水族館の外にあるオキちゃん劇場では、オキゴンドウとイルカたちのショーを見学しました。
イルカとクジラとの違いは、成長したときの大きさで、全長が4〜5mくらいのクジラのことを日本では「イルカ」と呼んでいるのだそうです。バンドウイルカとかカマイルカとかシロイルカとか。イルカとクジラとの中間的な大きさのクジラは、「〜クジラ」とも「〜イルカ」とも呼ばないそうです。
で、「オキゴンドウ」はその中間的な大きさのクジラなので、「オキゴンドウクジラ」とも「オキゴンドウイルカ」とも言わないそうです。ちょっとしたマメ知識♪
このプールにいるオキゴンドウも全長3mを超えるものですが、バンドウイルカ達と一緒になって芸もやります。ジャンプもします。
オキゴンドウの全身が水面上に出るジャンプは、迫力満点でした。ボールタッチして、水中に戻ると、その分の多量の水しぶきが観客席に浴びせかかります。夕方のショーで海風もあったので、スプラッシュゾーンよりもさらに上にいたのにかなり水しぶきが飛んできました。
美ら海水族館そばのイルカラグーンでのバンドウイルカとの触れ合い体験も参加してきました。実は今回の沖縄行きは、もとぶ元気村と美ら海水族館とでイルカ三昧の旅なんです。
イルカに触ったり握手したり、芸を指示したりして触れ合うことが出来ます。イルカって究極の癒し系ですねぇ。
でも、最近、弱ったイルカが浜辺に打ちあげられたそうです。
飼育員たちの看病にも関らず、命を落としてしまったイルカを解剖してみると、胃袋がビニール袋で一杯だったそうです。イルカの腸は小指くらいの大きさしかなくて、ペットボトルのキャップ一個も通ることができません。いつまで経っても、ゴミ袋は胃袋に溜まったままなので、イルカは空腹を感じることなく餓死してしまうそうです。。。
キュートなイルカ達と散々戯れた後だっただけに、ショックでした。
これから浜辺で遊ぶ機会も多くなってきますが、ゴミは、必ず、持ち帰って自分で処分するようにしたいです。
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