昨年、山口県の萩市にある指月城で堀をのぞいてみると、(明らかに)外来種のカメがわんさかいた。これにはかなり驚いたが、西日本では淡水亀に占める外来種のシェア(?)は既に40%以上となっているようだ。
記事によると現在、日本固有種のニホンイシガメは25%程度だということ。
クロスケが属するクサガメについては…固有種かどうか議論が分かれるクサガメが31%ということで、クロスケの仲間=クサガメも思ったほど多いとは言えないんだな〜!?
西日本の淡水ガメの約4割が外来種ミシシッピアカミミガメ(幼体はミドリガメと呼ばれる)で、日本固有種のニホンイシガメを逆転していることが神戸市立須磨海浜水族園の調査で分かり、9日、東京で開かれた日本爬虫(はちゅう)両棲類(りょうせいるい)学会で亀崎直樹園長らが発表した。同園は「危機感を持って輸入禁止など本格的な対策が必要だ」と警戒している。
水族園は、平成17年から今年9月まで岐阜県以西の11府県の池など210カ所で淡水ガメ約900匹を捕獲、種別を集計した。
その結果、ミシシッピアカミミガメが42%と最も多く、日本固有種のニホンイシガメは25%程度であることが判明。このほか、固有種かどうか議論が分かれるクサガメが31%、スッポンは2%だった。
北米原産のミシシッピアカミミガメは1960年代からペットとして大量に輸入され、飼い主に捨てられるなどして国内で急増しているとされている。