ソルビン酸とは合成保存料のことで、その性質が水溶性の物を「ソルビン酸カリウム」と言い、脂溶性の物を「ソルビン酸」と呼ばれているそうです。
(科学的な部分を簡略化しています...) 私たち人間の食品にも多くのソルビン酸カリウムが添加されています。 例えば・・・・・
- ハム・ソーセージなどの魚肉練製品
- 珍味などの魚介乾製品
- 佃煮
- みそ
- 醤油漬け
- 味噌漬け製品
- ワイン
などの防腐剤として活躍(?)しています。
毒性は発ガン性、肝臓肥大、成長抑制、染色体異常などが動物実験で報告されています。
安全性が十分に確認されているから使用量を守れば大丈夫。という意見もありますが、一つ一つの製品に添加されるソルビン酸カリウムが指定範囲内だったとしても、複数の食べ物にそれぞれソルビン酸カリウムが配合されていては、あっさり安全だとされる許容量をオーバーするでしょう。
例えば、朝ごはんに味噌汁と佃煮を食べて、昼ごはんにハムサンドを食べて、晩ごはんに魚の味噌漬けとかまぼこを食べて、食後にワインを飲みながら生ハムなんかをつまみにした場合、たった一日でものすごい量のソルビン酸カリウムを摂取したことになるでしょう。
それぞれの食品に添加されているソルビン酸カリウムの量が、500ppmだとします。
この例え話の中のには、ソルビン酸カリウムが添加されている食品は7種類あります。
それらを合計すると一日で3500ppm(500ppm×7種類)を体内に摂り込んだことになり、食品衛生法で定められている最高値の3000ppmを軽く更新してしまう結果になります。 (あくまで例えです。分かりやすいようにちょっと大げさな数値にしています。)
さらにソルビン酸カリウムは、亜硝酸ナトリウムという発色剤と反応し発ガン性物質へ変わります。
この2種類が含まれた食品を同時に摂取すると体内で発ガン性物質を作ります。
しかし残念ながらハムやソ−セージなどにはこの2つが一緒に添加されている場合がとても多いのです。 (一度冷蔵庫の中をのぞいてみると分かります・・・)
食品衛生法で定められている指定量はあくまで人間用に発表されているもので、体の小さいワンちゃんにはもっと少ない量で体にかなりの害を与えるでしょう。
欲しがるからといってソーセージなどをワンちゃんに与えるのは絶対に止めましょう! ご褒美のつもりで与えているその行為は、ワンちゃんをゆっくりと「虐待」していることになります。
「可愛いね〜っ」などと言いながら、毎日少しづつ「毒を盛っている」のと同じという事をお忘れなく。