担任の先生の娘さんが飼っていたハムスターが子どもを産んだので、クラスでハムスターを飼うことになりました。
普段は金魚や亀、ザリガニしか飼育することがなかったので、小っちゃくて可愛いハムスターに皆メロメロになりました。ネズミだから苦手だって言った子も、実際に見たり触ったりするとその愛くるしさにやられ飼育係になるなどクラスの人気者になったハムスターですが、夏休みに入ったらどうすればいいか問題が出てきました。
金魚や亀などは毎日餌をやりに行くこと・水を変えてやることを交代で行うことは決まっても、ハムスターだけは「自分が家に持ち帰って面倒みる」という子が後を絶たず喧嘩になっちゃいました。
もともと先生の家のハムスターなんで、先生が連れて帰るつもりでしたが喧嘩にまで発展したのをみかねて、「面倒を見たい子でローテーションを組んで責任を持って飼育するなら面倒を見ていい」とお達しが出たため、何人かのクラスメイト宅を交代交代で夏休みはハムスターも過ごしました。
夏休み明け、元気よくハムスターがクラスに戻ってきたときは、会えない寂しさもあったからか、嬉しくてたまらなかったです。