Watches and Wonders」は、世界最大の高級時計の見本市として知られていたSIHH(Salon International Haute Horlogerie、ジュネーブサロンとも呼ばれている)の後釜イベントとして、2020年から開催されてきました。今回は、ジュネーブで開かれる「Watches and Wonders 2023」に先駆けて、中国・海南島の海口市と三亜市の2か所で、「Watches and Wonders Hainan 2022」が開かれます。
【W&W 海南2022】開催概要
三亜国際免税城
「Watches and Wonders Hainan 2022」の開催日程は、2022年10月3日〜12月31日です。海南島南部に位置する三亜市、北部に位置する海口市で同時開催される予定で、それぞれ国内の主要な免税店である中国免税品集団(CDFG)と中国観光集団(CTG)が運営するショッピングコンプレックスで開催されます。
「中国のハワイ」と称される三亜市の会場となるのは、一昨年、昨年に引き続いて「三亜国際免税城」です。2014年にオープンした三亜国際免税城は、年間約2億人が訪れる海南島最大の免税店であるだけではなく、世界有数の規模を誇る免税店で世界中のブランド企業から注目を集めています。一方、海口市で開かれる 「Watches and Wonders Hainan 2022」は、2022年9月にオープンする新しい複合商業施設が会場として使用される予定です。
「Watches and Wonders Hainan 2022」に出展するブランドは、専用ブースでまずメディア関係者とVIP顧客に新作を紹介した後、一般の時計愛好家たちにも公開します。2022年10月1日〜7日は国慶節の大型連休に当たるため、イベントには中国国内の観光客が押し寄せる可能性も。
来場者たちは新作時計にいち早くアクセスできるほか、腕時計を組み立てるワークショップやパネルディスカッションにも参加できます。「Watches and Wonders Hainan 2022」は専門家や初心者を問わず、時計製造の知識を深めると同時に、時計製造の最新トレンドに触れるまたとない機会となるでしょう。
【W&W 海南2022】出展ブランド予想
Watches and Wonders Hainan
「Watches and Wonders Hainan 2022」が開催されることはすでに告知されていますが、出展ブランドはまだ明らかにされていません。昨年、
ブランドスーパーコピー海南島三亜市で開催された「Watches and Wonders Sanya 2021」と同じであれば、以下の通りです。
2020年、2021年に引き続き、中国・上海で開かれる「Watches and Wonders Shanghai 2022」。すっかりお馴染みになった感がある上海での開催は、パンデミックの影響で経済的に打撃を受けた高級時計業界が、いかに中国の需要に支えられて回復したのかを物語っています。
【W&W 上海2022】開催概要
西外灘アートセンター
「Watches and Wonders Shanghai 2022」の開催日程は、2022年11月23日〜27日です。海南島の三亜と海口で行われる「Watches and Wonders Hainan 2022」が約3ヵ月間開催されるのに対して、上海で行われるイベントは5日間のみと短い期間となっています。
「Watches and Wonders Shanghai 2022」の会場に選ばれたのは、中国・上海の「西外灘アートセンター」です。中国最大の経済都市である上海の中でも、
フランクミュラー レディース会場となった西外灘アートセンターがある黄浦江沿いの龍騰大道エリアは、美術館やギャラリーが立ち並ぶ文化の中心地となっています。飛行場跡の施設、格納庫をリノベーションした建物は、上海のアートフェア「West Bund Art & Design」が開催されることでも知られています。