EDの治療薬には勃起剤、バイアグラ、レビトラや漢方系(強壮剤)がありますが、現在治療薬として日本の厚生労働省から薬として承認されているのはバイアグラ、レビトラです。ですから、バイアグラ、レビトラ以外の治療薬を使用する際はその内容を確かめて使用することが必要です。
基礎疾患の重症度にもより多少開きがあるものの機能性、器質性の原因を問わず、70%〜80%と非常に高い有効性を誇ります。ただ、バイアグラそのものは性的興奮剤ではありませんので、飲めば勃起するという類いの薬ではありません。
バイアグラの安全性
ほとんど全ての患者さんが内服できる極めて安全性の高い薬剤です。副作用は顔面紅潮、頭痛などが10%前後。また、長期の使用にも習慣性はなく、効果の減少は見られません。
ただし、ニトログリセリン系の薬と24時間以内の同時服用は厳禁で、生命にかかわる副作用が発生する可能性があり、絶対に服用を避けなければなりません。
参考までに女性に対する使用はいくらか報告されていますが、その効果は主にクリトリス、膣粘膜の膨張・うっ血です。性感がアップする、よく濡れるなどの効果もあるようですが、まだ公式な研究結果は発表されていません。
レビトラの安全性
ただし、バイアグラ以上に同時服用が禁止されている薬がありますので注意が必要です。また、私の個人的な経験としてレビトラの方が副作用がそれほどきつくありませんでした。
ここからは個人的な見解になりますので、興味のない方は飛ばして頂ければと思います。私自身(機能性勃起障害:心因性)、バイアグラ、レビトラは数回使用したことがあるのですが確かに即効性はあります。ただ、それらの薬がないと勃起しないことがあり、それらの薬がないと不安という心理的な負担や、副作用の偏頭痛、長期間に渡って使用するのは経済的な負担が大きいことを考えまして、何とか自然にED(勃起障害)を克服することを考えました。