はじめまして!
みなさまよろしくお願い致します☆
いきなり悲しいお話なんですが…
ペットロスの悲しさを、たまに友人やネットの書き込みで拝見します。
十数年つれそった子、
とてもかわいがっていた子が先立つ悲しみは計り知れないものがあるようです。
私もペットロスをしたことがあるのでわかるつもりです。
それは熱帯魚です・・・
小学生くらいのころに父がきまぐれに買ってきた熱帯魚用の
水槽と数匹の熱帯魚。
定番のグッピーやきれいな魚たちに混じってなんだか
地味な小さい魚がいました。
○○という魚はほかの魚のように水中を優雅に泳ぎ廻るのではなく、
地面をツツツと滑るようにして泳ぎながら吸いつき餌をとる魚でした。
その動きがユーモラスでおもしろくて、
私と妹は笑いながら毎日水槽を見入っていました。
ところが数ヶ月も経ったある日、
その魚の動きがおかしいことに気がつきました。
いままではほぼ直立に近いながらも
背を水面に向け一生懸命に餌をとっていたのに、
たまにお腹を上に向けたり、
そんな仰け反ったポーズのまま水中をスイーッと移動したり。
なんか変な動きしてるね、
おもしろいねと言い合っていたところ父が
「病気かもしれないな」と言いました。
そうしてどうしていいのか手だてもあまりわからないまま、
ある日その魚は白く冷たくなっていました。
私たちはほかの魚たちについばまれるよりなるべく
早くその子を水槽からすくいだしました。
あんなに柔軟に動いていた体がもうすっかり堅くなってしまっていて、
つついてもピクリとも動いてくれません。
私と妹は「死んじゃった」と大声で泣いてしまいました。
から思えば、その前の数ヶ月の間にも死んだ魚は数匹いたのですが、
その子のときにはどうしても涙が止まりませんでした。
とてもかわいがっていたのです。
その後お墓をつくってあげましたが、
しばらく私も妹も水槽をみるのが悲しくてしょうがなかったのを覚えています。
小さな魚でもペットロスにはなり得るのだなあと感慨深いものです。