釣りとの出会いを紹介します。ホントはまっちゃったんです。でペットで飼ってるんです。

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Sep 03, 2007
タツノオトシゴとの出会い
タツノオトシゴって魚とは違うと思いますが、昔父が海釣りに行って持ち帰ってきた思い出があります。

小さくて可愛くて玄関入口の水槽に2ヶ月位飼ったんです。

結構なつこくて、見れば見るほど可愛くなるルックスなんです。

結局、また次に父が海に行く時に返してあげたんですが、懐かしい思い出です。

さて、ここでタツノオトシゴについて調べてみました。

あぁ、また飼ってみたいなぁ…。。。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

タツノオトシゴ(竜の落とし子)、またはウミウマ(海馬)は、狭義にはトゲウオ目・ヨウジウオ科・タツノオトシゴ亜科・タツノオトシゴ属に分類される魚だが、タツノオトシゴ属(Hippocampus属)の魚の総称としても用いられる。

およそ魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が知られた分類群である。

特徴
すべてが熱帯から温帯の浅い海に生息する海水魚である。成魚の大きさは全長2cm足らずのピグミーシーホースから全長20cmを超えるオオウミウマまで種類によって差があり、体表の色や突起なども種類間、または個体間で変異に富む。

ヨウジウオ類と同じく、体は環状の硬い甲板におおわれ、凹凸がある。口は小さいが吻が前方に突き出ていて、吻のつけ根に目がある。腹びれと尾びれはないが、尾は長く、ふだんは尾を海藻やサンゴなどに巻きつけて体を固定している。ほとんどの魚は前後に伸びた姿勢をとるが、タツノオトシゴ類は体を直立させ、頭部が前を向く姿勢をとる。この姿が竜やウマの外見に通じることからタツノオトシゴやウミウマなどという和名がつけられたものとみられる。およそ他の魚とかけ離れた外見のため、魚ではないと思っている人も多いが、よく見ると前に曲がった首のあたりに小さなえら穴と胸びれがあり、背中にもこれも小さな背びれがある。

泳ぐ時は胸びれと背びれを小刻みに震わせて泳ぐが、他の魚のようにすばやく泳ぐことはできず、動きは遅い。しかし体表の色や突起が周囲の環境に紛れこむ擬態となっており、海藻の茂みなどに入りこむとなかなか見分けることができない。

浅い海の岩礁域や藻場、サンゴ礁などに生息するが、流れ藻について外洋を漂うこともある。食性は肉食性で、魚卵、小魚、カニ、ヨコエビなど小型の動物プランクトンやベントスを小さな口で吸いこんで捕食する。微細なプランクトンしか食べられないと思われがちだが意外に獰猛な捕食者で、細い口吻にぎりぎり通過するかどうかと思われるようなサイズの甲殻類でも積極的に攻撃し、激しい吸引音をたてて摂食する。


[編集] 繁殖行動
タツノオトシゴのオスの腹部には育児嚢(いくじのう)という袋があり、ここでメスが産んだ卵と稚魚を保護する。タツノオトシゴの体表は凹凸があるが、育児嚢の表面はなめらかな皮膚におおわれ、外見からも判別できる。そのためこれがタツノオトシゴのオスメスを判別する手がかりとなる。

繁殖期は春から秋にかけてで、メスは輸卵管をオスの育児嚢に差しこみ、育児嚢の中に産卵する。産卵するのはあくまでメスだが、育児嚢への産卵が終わったオスは腹部が膨れ、ちょうど妊娠したような外見となる。このため「オスが妊娠する」という表現を使われることがある。

種類や環境などにもよるが、卵がふ化するには10日-1ヶ月半ほど、ふつうは2-3週間ほどかかる。稚魚はふ化後もしばらくは育児嚢内ですごす。

"出産"する時は、オスは尾で海藻などに体を固定し、体を震わせながら稚魚を産出する。稚魚は小さいながらもすでに親とほぼ同じ体型をしており、海藻に尾を巻きつけるなど親と同じ行動をおこなう。


[編集] おもな種類

タツノオトシゴの一種ヨウジウオ科・タツノオトシゴ亜科はタツノオトシゴ属だけの1属からなり、35種類ほどが知られる。そのうち日本近海には7種ほどが分布するが、外見は互いに似通っており、同定はかなり難しい。

タツノオトシゴ Hippocampus coronatus
全長8cmほど。他の種類より頭頂部の突起が太いのが特徴だが、突起が低い個体もいる。また、ハナタツのように全身に海藻のような枝分かれした突起があるものもいる。日本各地の沿岸域に分布する。
ハナタツ Hippocampus sindonis
全長8cmほど。全身に海藻のような枝分かれした突起があるが、タツノオトシゴにもこの突起を持つものがいる。西日本以南の沿岸域に分布する。
サンゴタツ Hippocampus japonicus
全長8cmほど。他の種類に比べて体表の凹凸が低い。北海道南部以南の日本沿岸から中国まで分布する。
イバラタツ Hippocampus histrix
全長15cmほど。他の種類に比べて吻が長く、和名のとおりに背中側に短いとげがたくさんある。太平洋とインド洋の熱帯域に広く分布し、日本では紀伊半島や伊豆半島でみられるが数は少ない。
タカクラタツ Hippocampus takakurai
全長15cmほど。目の上と鰓蓋の下にとげが出ているので他の種類と区別できる。また、頭頂部の突起は小さくて低い。西太平洋からインド洋にかけて分布し、日本では本州以南の沿岸域でみられる。
クロウミウマ Hippocampus kuda
全長15cmほど。タツノオトシゴ類の中では唯一汽水域にも進入する。太平洋とインド洋の熱帯域に分布し、日本では南西諸島に分布する。
オオウミウマ Hippocampus keloggi
全長20cmを超える大型種。吻が長く、頭頂部の突起が小さい。西太平洋からインド洋にかけて分布し、セフレ出会い日本では伊豆半島以南の沿岸域でみられる。
ヨウジウオ科・ヨウジウオ亜科の魚にも、リーフィーシードラゴンなどタツノオトシゴに似た魚がいる。


[編集] 文化
タツノオトシゴ類は食用にはならないが、観賞用として飼育する人もおり、水族館などでも人気が高い。

また、干物にして観賞用、漢方薬、安産のお守りなどとして使うこともある。近年ではそれらへの利用のために各地でタツノオトシゴが乱獲されて数が減少しており、ワシントン条約の付属書II(輸出入に許可証が必要というレベル)にタツノオトシゴが記載されるほどとなっている。

毎年の年末年始はその年の干支にあたる動物がメディアなどで取り上げられることが多いが、辰年の龍だけは架空の生物であるため、代わりにタツノオトシゴが取り上げられることがある。


[編集] 別名
タツノコ、ウミウマ、ウマウオ、ウマノコなど