ごぶさたしました。更新する時間がなく5日ぶりの更新となってしまいました。
昨日第4回日中実務者協議のニュースが流れ、日本は中国にいいようにあしらわれたように感じました。もともとは、小泉首相の靖国神社参拝問題でギクシャクし、中国側が外交窓口を狭めて重要な問題が何ヶ月も放置されているのが原因と思われます。
日本人は靖国神社の意味をあまり重く考えてないようですが、靖国神社には第二次大戦で戦争犯罪人になった人や、昭和初期に大暴走した大本営の参謀本部出身者も祀られてます。ドイツにナチス神殿があり、ヒットラーを祀っていて、そこにドイツ首相が参拝したら、ユダヤ人や東欧諸国の人々はどう思うか、という想像を働かせれば、中韓の言い分も一方的とは言えないと思います。
19世紀から20世紀半ばまで、軍事力がなければたやすく他国に侵略され植民地化されるという時代に、国家のために戦争に行き亡くなった軍人(ほとんどは徴兵された民間人)に、感謝と哀悼の気持ちを持つことは日本人として正しいと思います。
そのおかげで日本は植民地にならず、敗戦後も努力と技術力によって発展し、アジアで唯一の先進国になれたのですから。
しかし、同じ敗戦国のドイツ、イタリアは、ヒットラーやムッソリーニを神として祀るようなことはしておりません。
靖国神社には、中国や韓国、北朝鮮などで現地の人々に横暴な行為を振るった軍人や、無謀で無責任な作戦で日本軍と現地の人々を悲惨な状況に陥れた軍人も、神として祀られていることを理解しておくべきだと思います。